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【防衛最前線】日本の自衛隊!!⑤海上自衛隊

最終更新: 5月28日


海上自衛隊とは



日本は、四方を海に囲まれた典型的な海洋国家であり、世界第6位の長い海岸線と世界第6位(海洋白書)の広大な排他的経済水域を持っています。  外国からの資源・食料や海外の市場に多くを依存するわが国の貿易は、その9割以上を海上交通に依存しているため、海洋の安全確保や国際秩序の安定が欠かせません。  しかし、既存の国際秩序とは相容れない一方的な自国の権利の主張や海賊行為、テロ、密輸などの海上での犯罪など、海洋の自由で安全な利用に対するリスクが存在しています。こうした課題に対し、国際社会で協調した取り組みが進んでいます。

 平成30年12月に閣議決定された防衛大綱では、統合運用による機動的・持続的な活動を行い得るものとするという、前防衛大綱に基づく統合機動防衛力の方向性を深化させつつ宇宙・サイバー・電磁波を含む全ての領域における能力を有機的に融合し、平時から有事までのあらゆる段階における柔軟かつ戦略的な活動の常時継続的な実施を可能とする、真に実効的な防衛力として、「多次元統合防衛力」を構築することが示されました。

 海上自衛隊は、今後も引き続き常続監視や対潜戦・対機雷戦等の各種作戦の効果的な遂行による周辺海域の防衛や海上交通の安全確保、各国等との安全保障協力等を通じて、海洋秩序の維持に努め、防衛大綱に示された「多次元統合防衛力」の構築に向けて取り組んでまいります。

防衛力が果たすべき役割

常続監視

 各種事態に際し、自衛隊が迅速に対応するためには、平素から領海・領空とその周辺を常時警戒監視し、情報の収集・処理にあたることが極めて重要です。  このため、海上自衛隊は平素から哨戒機(P-3C)などにより航行する船舶などの状況を監視するほか、ミサイル発射に対する監視など護衛艦・航空機を柔軟に運用して周辺海域における警戒監視活動を行っています。また、我が国の領水内で潜没航行する外国潜水艦や武装工作船などへの対処能力の維持・向上を図っています。





弾道ミサイル攻撃への対応

 国際社会におけるさまざまな努力にもかかわらず、弾道ミサイルや大量破壊兵器の拡散は依然として進展しています。  弾道ミサイル防衛(BMD:Ballistic Missile Defense)システムにおいて、海上自衛隊はイージス艦にスタンダード・ミサイル(SM-3:Standard Missile-3)を搭載し、発射試験を成功させるとともに米海軍とのBMD対処訓練を行うなど、弾道ミサイル対処に関する戦術技量の向上に努めています。  我が国は、弾道ミサイル防衛用能力向上型迎撃ミサイルの日米共同開発に取り組むなど、弾道ミサイル攻撃に対する独自の多層防衛体制の整備を着実に進展させています。





大規模災害等への対応

 自衛隊は、災害の発生時には、地方公共団体などと連携・協力し、被災者や遭難した船舶・航空機の捜索・救助、水防、医療、防疫(ぼうえき)、給水、人員や物資の輸送といった、さまざまな活動を行います。

 海上自衛隊は、災害に速やかに対応するため、応急的に出動できる艦艇を基地ごとに指定しているほか、救難機・作戦機の待機態勢を整え、上記の活動に加えて、生活支援・応急復旧活動等を実施します。



海洋安全保障の確保

 海洋国家である我が国にとって、法の支配、航行の自由などの基本的ルールに基づく秩序を強化し、海上交通の安全を確保することは、平和と繁栄の基礎となります。このため、関係国と協力して海賊に対応するとともに、この分野における沿岸国自身の能力向上の支援等を行っております。

 ソマリア沖・アデン湾における海賊対処について、防衛省・自衛隊は、政府の方針に基づき平成21年3月から活動を継続しており、平成27年5月には、自衛隊初の多国籍部隊司令官となるCTF151司令官を派遣する等、海賊行為の未然防止に貢献し国際社会から高く評価されています。



令和元年台風19号



 現在、海上自衛隊は、令和元年台風19号に対し、捜索・救難活動、入浴・給水支援等を全力で行っています。このページでは、海上自衛隊の活動内容についてお知らせします。

また、海上自衛隊Facebook海上自衛隊Twitterにおいてもお知らせしております。


機雷掃海



掃海艦艇等で機雷探知機、掃海具等を操作し、機雷の処分及び機雷の調整、器材の保安整備を行います。


装備

護衛艦「まや」


主要装備

62口径5インチ砲×1、高性能20ミリ機関砲×2、イージス装置一式、VLS装置一式、SSM装置一式、アスロック装置一式、水上発射管×2、対空レーダー(SPY-1D(V))一式、対水上レーダー(SPQ-9B)一式、水上艦用ソーナー一式、CEC一式、MFTA(多機能えい航ソーナー)一式、EW装置一式、艦内統合ネットワーク一


護衛艦「こんごう」


主要兵装

イージス装置一式、VLS装置一式、高性能20ミリ機関砲×2、SSM装置一式、54口径127ミリ連射砲、3連装短魚雷発射管×2、電波探知妨害装置一式、対潜情報処理装置一式


護衛艦「あたご」


主要兵装

イージス装置一式、VLS装置一式、高性能20ミリ機関砲×2、SSM装置一式、62口径5インチ砲×1、3連装短魚雷発射管×2


護衛艦「いずも」


主要兵装

高性能20ミリ機関砲×2、対艦ミサイル防御装置×2、魚雷防御装置1式、対水空レーダー×1、対水上レーダー×1、水上艦用ソーナーシステム1式、EW装置1式、情報処理装置1式


救難機「US-2」


「飛行艇」とは、飛行機と船の両方の特徴を持ち、陸上だけでなく海面にも着水できる飛行機のこと。新明和工業が製造するUS-2型救難飛行艇は、海難事故の救助活動を目的に、防衛省海上自衛隊によって運用され、前身となるUS-1から起算すると1000回以上もの出動回数を誇っています。


潜水艦「そうりゅう」


主要兵装

水中発射管一式、シュノーケル




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